宇宙のてっぺんのポケット

 

 

2:57、

 

薬を飲んでも眠れなかった。

 

思わず、独りだと錯覚してしまうような暗闇が

 

うじさんの言葉によって照らされたの。

 

もし、人生でやる気を失ったらどうする?

そうだね、難しいね。でも、僕はずっと君の味方だよ。

SEVENTEEN Community Posts - 만약 삶에서 의욕을 잃으면 어떻게 할 것인가?

2023.09.18 2:57

 

毎日眠る前に

 

星や月が見えないか確認するのだけど、

 

この日は何も見えなかった。

 

空が雲に覆われて、

 

今日は見えないか、って

 

少しさみしくなったりもして。

 

この通知は、

 

宇宙にあるポケットの中で

 

星が揺れたみたいだった。

 

心も身体もギリギリのところまできていて、

 

なんとか散らばった心の一部分をかき集めて

 

繋ぎ止めて、

 

形だけ整えた継ぎ接ぎだらけの心で

 

「大丈夫、大丈夫」

 

と言い聞かせながら

 

どうにか1日を過ごして。

 

繋ぎ目は

 

いとも簡単にその日のうちに引き裂かれて

 

修復が間に合わない

 

なんて日々が続いていた。

 

大丈夫?と聞かれたら、

 

大丈夫です。としか言えなくて

 

大変なのにすごいね

 

とか、そんな類の言葉をかけられたら、

 

そう見えているならいいや

 

と気持ちに蓋をした。

 

他の人にはわたしの痛みを、

 

苦しみを、知らずに生きてもらう方がいいな

 

と思っているし、

 

伝播させるくらいなら

 

何も知らずに

 

目に見える明るさだけを受け取って

 

平和に生きてほしいと思うから。

 

「心がパリパリになる」は

 

独特な表現なのかもしれないけど、

 

厚みのあった心が

 

どんどん薄くなって、

 

指で挟んで折り曲げたら

 

簡単に折れるんじゃないか、みたいな。

 

 

2ヶ月前からは

 

ずっと、そんな状態で。

 

でも、

 

そんな日常を過ごす中で

 

うじさんはわたしの光だった。

 

痛みにしみない明るさの、やさしい光。

 

あの日、

 

あの時間にくれた言葉を見つめているだけで、

 

どれだけ心が傷ついても治る気がした。

 

大丈夫だと思えた。

 

難しいね。って、

 

導くような言葉よりも先に

 

寄り添おうとする姿勢。

 

でも、僕はずっと君の味方だよ。って、

 

遠くにいる誰かさえも独りにさせない心持ち。

 

難しい。

 

難しいよ、生きるのって。

 

でも、守られている気がする。

 

大丈夫な気がする。

 

いつも日常的に無理やり言い聞かせる

 

「大丈夫」ではなくて、

 

思いのいちばん奥から湧き上がる

 

自信や希望がちゃんと混ざった「大丈夫」。

 

心の根っこの部分が強くなるような気がした。

 

支える幹が、

 

大事な部分を守る壁が、

 

太く、固く、強くなるような。

 

わたしの場合、

 

不安でたまらなくて

 

声を上げて泣いている時間、

 

そういうときって、

 

今までの楽しかったこと、

 

嬉しかったこと、幸せだったこと、

 

びっくりするほど

 

遠い記憶のように感じる。

 

まるで自分がそこにいなかったみたいに、

 

だいすきな人たちの顔も、声も、

 

一緒に過ごした時間も、

 

その時間は自分の中から消えるの。

 

誰か助けて、って思う。

 

思うことしかできない。

 

だけどね、

 

ただ一人だけ、

 

わたしの心の内まで入ってきて

 

手を引っ張ってくれる人がいる。

 

日付が変わって、朝を待つ時間、

 

雲間から顔を出す月みたいに

 

姿を見せてくれるうじさんこそが、

 

わたしの「大丈夫」をつくる人だよ。

 

周りから取り残されている感覚、

 

恐怖に自分から飛び込むのを待つ時間、

 

明日を生きたくないと思う気持ち、

 

わたしって、今こんなだったんだ

 

って気づいて悲しくなる。

 

それでも、

 

ずっと幸せでいてください。

 

と言ったうじさんの姿に、

 

自分を大切にする方法を教えてもらっている感覚が

 

少しずつだけどあって。

 

うじさん越しに見る世界は、

 

あまりに優しくて、

 

こんな世界見たことないよ、って

 

思わず涙が出るくらい優しい世界です。

 

 

わたしはうじさんのこと

 

ほんの少ししか知らないけれど、

 

うじさんを好きな側の気持ちはすっごくわかるので。

 

それだけは、確かなものだから。

 

わたしの手元にある気持ちが、証明の解。

 

うじさんにこんなに救われてる人がいるよ。

 

うじさんがいるから、

 

わたしの今日は大丈夫だし、

 

たぶん、きっと

 

明日も明後日も大丈夫。

 

うじさんは俗に言うスターで、

 

わたしにとっては

 

月とか、星とかと同じでね。

 

でも、月をじっと見ていると

 

なんだか一対一で話せてる気がしてくる。

 

いいなあ、って

 

見ていて幸せな気持ちになれるなら、

 

それって、

 

もう十分通じ合えていると思わない?

 

今日も月は見えないけれど、

 

ベランダから月を見上げる日、

 

じっと見ていると

 

確かに月もわたしを見ているような気がしてくる。

 

月はひとつしかないのに、

 

好きだなあ、いいなあって思うもの。

 

ただ見ているだけで

 

幸せになれるもの。

 

うたたねしてしまうような

 

穏やかでやさしい光。

 

思わず目を瞑ってしまう光ではなくて、

 

思わず目を向けてしまいたくなる光。

 

たとえ、暗いところにいたとしても、

 

影さえ照らすようなじんわりあたたかい光。

 

距離は遠いけれど、

 

時折近くまできて

 

目線を合わせてくれる光。

 

うじさんって、そういうひとだよ。

 

わたしは、

 

この光があれば、

 

すっと生きていけるような気持ちになる。

 

不安でたまらなくても

 

涙が溢れても

 

自分を認めてあげられなくても。

 

心をいつだってあたためてくれる光。

 

全部をぎゅっとしてくれる光。

 

この光がある限り、

 

ずっとまっすぐ見つめていたいなあと思う。

 

この先も、できるだけ長く、

 

うじさん色の光に、

 

できるだけ長くつつまれて。

 

それとね、

 

わたしはよく、自分ができていないことを

 

うじさんに祈っているような気がする

 

うじさんには

 

同じ苦しみが降りかからないように、

 

と願っているから。

 

今は、

 

うじさんの光に寄りかかりすぎているから、

 

もう少し

 

自分の足で立てるようになりたいな。

 

今のわたしは、

 

身を委ねて、委ねすぎて、

 

心の拠り所にしすぎてしまっているから。

 

これから先、

 

寄り掛からなくても

 

ちゃんと立っていられる自分になったとしても、

 

「うじさんがいたから」

 

がわたしの中にはずっと存在します。

 

明日だって大丈夫かもしれない、

 

とさえ思うことができるのは

 

うじさんが

 

明日の道も照らしてくれるからだよ。

 

わたしは、まだまだ

 

ひとりで自分の背中を支えられないことも多い。

 

抱え込んで泣くような日も

 

最近は毎日だけど、

 

そんなわたしが

 

ぐっと前を向きたいと、向こうと思えるのは

 

明日が眩しいと思えるのは

 

どれもうじさんがいたから。

 

苦しいことばかりだけど、

 

うじさんのおかげで

 

嘘偽りのない笑顔をもって

 

生きていられる時間があったよ。

 

ありがとうね。

 

わたしの今日を大丈夫にしてくれる

 

うじさんの今日も、

 

どうか、大丈夫でありますように。

 

 

 

 

2023.09.18