光のもとへみちびかれて、光にとどかぬことを知る。

 

 

 

光をみた。

 

何よりもいっとうまぶしく耀いて

 

わたしたちのもとへ

 

舞い降りてきた13の光。

 

 

日本でのファンミーティングがあると

 

公式から発表された日、

 

みんなに逢えるときまった日、

 

待ちわびていた日が

 

もうすぐそこにあったはずなのに

 

なんだか

 

実感がわかなくて

 

夢の中にいるのかな、

 

なんて 考えてしまってた。

 

気がついたら

 

まだ先だと思っていた

 

その日になって、

 

気がついたら

 

彼らが待っている場所に

 

足を踏み入れていた。

 

 

ずっと画面越しだった。

 

いつも こちらに笑いかけて

 

手を伸ばしてくれていたのに

 

その距離は

 

やっぱり遠くて

 

ずっとこのままなのかも、

 

って

 

見えない不安に

 

くるしくなる夜もあった。

 

姿がみられるだけで

 

うれしかったし

 

オンラインであろうと

 

みんなが伝えてくれるものは

 

何ひとつ、

 

変わることはなかったけれど、

 

またね、ばいばい

 

って 言葉の裏に

 

どれだけの

 

さみしさがあったのだろう

 

わたしたちには

 

彼らがみえていたけれど

 

彼らには

 

わたしたちがみえることはなくて

 

いつもとちがう景色が

 

目の前にあることが

 

耐えきれなかったはずなのに

 

そんなそぶり

 

ひとつも見せなくて。

 

みんなのやさしさに

 

何度すくわれて

 

この日まで

 

前を向いてこられたことか

 

わたしの言葉では

 

伝えきれないほどだよ。

 

 

予定より

 

すこし遅れての開演

 

みんなの姿が

 

目に入ってきたとき

 

ほんとに会えたんだ、

 

おなじ場所に

 

ちゃんといられてるんだ、

 

って思えて

 

どうにも

 

なみだが堪えきれなかった。

 

長かったよね。

 

苦しかったよね。

 

って

 

この2年の中で

 

みんなが乗り越えてきた

 

計り知れないほどの

 

大きな壁を考えて、

 

そして

 

そんな時間を経て

 

会いにきてくれたみんなのことを

 

一人ひとりみつめて

 

胸がいっぱいになった

 

1曲目の

 

だから

君を当たり前なんて思わない

こんな僕を

愛してくれたから

SEVENTEENの"舞い落ちる花びら (Fallin' Flower)"をApple Musicで

 

という歌詞、

 

会えなかった時間の中で

 

みんながとどけたい

 

と思ってくれた

 

メッセージのようにきこえて

 

あったかくて

 

とっても嬉しかったの

 

わたしたちにとっては

 

みんなが、

 

みんなにとって

 

わたしたちが、

 

決して

 

あたりまえなんかじゃなくて、

 

こんなにひろい世界で

 

名前を呼び合えていることは

 

やっぱりすごいね。

 

なんてことない日常も

 

おなじ日はやってこないように

 

みんなに出会えた人生も

 

二度と

 

おなじようには辿れない

 

そう気がついたとき

 

こわくなるくらい

 

みんなに出会えた人生に

 

いとおしさが

 

たくさん溢れているよ

 

 

うじさんが

 

7日のメントで、

 

待っていた時間が長かった分、

さみしいこともたくさんありました

 

と、

 

そして、8日には

 

会いたくなると、

よく空を見上げた記憶があります

空にはたくさんの星があって

曇った日には

星が一つもみえませんが

雲が過ぎ去ると

再び現れるように、

僕たちとCARATの間に

雲がしばらく通り過ぎているんだと

自分を慰めました

 

と、おしえてくれてね、

 

どれだけ

 

みんなの前で

 

ステージに立つことが

 

恋しかったのか、

 

たくさん伝わったし

 

わたしも、

 

空を見上げた日があったよ

 

って言いたくなった

 

後付けとか

 

そんなんじゃなくって、

 

きれいな月が出ていたら

 

ソウルでは

 

どんなふうに見えてるかな、

 

とか、

 

しとしと雨が降る夜には

 

こんな夜にも

 

うじさんは

 

お仕事しているのかな

 

とか、

 

うじさんのことを想う日が

 

いっぱいあった。

 

これまでに

 

わたしも

 

うじさんとおなじ空をみてたかも

 

って思ったら

 

嬉しくなったし、

 

とおく離れていても

 

うじさんの気持ちと

 

目を合わせられているのかな

 

って

 

これからも

 

空を見上げる理由の一つになった。

 

 

簡単には会えない人だから、

 

こうして

 

すこしずつおしえてくれる

 

うじさんのこと、

 

まっすぐな心で、

 

うじさんの言葉のまま

 

純度を保ったまま

 

自分の中に

 

しまっていこうとおもう

 

思い出すだけで

 

しあわせになれちゃうからね

 

暗闇の中で

 

ぽっと蝋燭がついて

 

やさしい灯りで

 

包まれていくみたいな

 

そんな感覚になれる

 

わたしが

 

ここでこんなことを言っても

 

何にもならないけど

 

だけど、

 

うじさんには

 

こんなにたすけてもらっているよ

 

って

 

わたしの気持ちは

 

そっとこのまま

 

うじさんに向けていてもいいかな

 

いつなんどきだって

 

ありがとう

 

を届けたいひとだから

 

ありったけの

 

ありがとう、と、

 

だいすき、

 

を向けていたいよ

 

 

夢みたい

 

でも

 

“ほんとう”が

 

確かにそこにはあって、

 

今もまださめない

 

この

 

しあわせな気持ちをかかえて

 

「やっと会えたね」

 

を、

 

ずっと留めておけること

 

たまらなく

 

うれしくって

 

胸がいっぱいになっちゃうね

 

また、すぐ

 

って言ってくれたから

 

その日まで

 

頑張るね。

 

その日まで

 

みんなにとっての幸せが

 

ちゃんと

 

守られていますように

 

また会いにいくね。

 

 

2022.05.15